2015/12/09
開発の流れについてのお話・其の弐/和泉万夜
今回の開発日記も、本作の経緯についてのお話となります。
……と言うわけで、前回からの続き。
打ち合わせの席で言われたのは、「このシリーズには今まで冊子が付いたことがなかったので、今回を機に付けたい」と言うことでした。
当初は、いわゆる原画集+描き下ろしイラストや漫画、ショートストーリー等をイメージされていたようなのですが、現状では原画もシナリオもスケジュールはいっぱいいっぱい。
それでも、冊子の中にそれらのものを入れるとなると、ゲーム自体のボリュームを削減するしかありませんでした、が、それでは本末転倒。
考えた末に、冊子の中身はかなり私のほうで手を加えさせていただく事となりました。
そんなわけで、今現在はシナリオと並行して、冊子作業に勤しんでいたりします。
もっとも、こうした作業は初めてなのであまり特別なことはできないのですが、私のほうでキャラクター一人ずつに当時の思い出などのコメントを入れさせていただいております。
(冊子の細かなデザイン等については他の方が担当しております)
また、どの程度の需要があるかはともかく、「和泉万夜×どこかのメタヲが今明かす当時のうんたらかんたら」みたいな対談も掲載する予定です。たぶん、1、2時間ダラダラと喋ったものを、私がヒーヒー言いながら編集する事になるのだと思います。こんな私達のダラダラ会話でも読んでみたいと言う方は、是非冊子を手に取ってみていただければと思います。
他、パッケージや過去の描き下ろしイラスト、パソコンパラダイス様にて連載された小説等も掲載予定となっております。
この冊子が、セット版には同梱されており、それとは別に単品としてもご購入いただける形になる予定です。
ですので、過去作を全て持っている方であれば、新作+冊子をご購入いただく事でセット版とほぼ同じ内容になります。
もっとも、こうした冊子の作業にも時間は必要。少なくとも年内で全ての作業を終えることは不可能だったため、発売日を2016年5月まで伸ばしていただきました。
これによって、ゲーム自体の中身にも、だいぶ手を加えることになったのですが、長くなりそうなので次回に続きます。
<次回に続く>
コメント
No title
2015/12/09 11:18 by むし URL 編集
冊子♡紙媒体だいすきなので、とっても嬉しいです!あと先生方の雑談など、、すごく楽しそうです(*^^*)
発売が待ち遠しいです!!!
2015/12/09 22:38 by すの URL 編集